国立大学55工学系学部HPのおもしろ科学実験室に寄稿しました
多面体構造を作る実験について執筆しました。ハイドレートでも最も重要なポイントの一つです。
簡単な実験ですが頭の体操になりますので、興味のある方は是非トライしてみてください。

国立大学55工学系学部HP:おもしろ科学実験室
多面体構造を作る実験について執筆しました。ハイドレートでも最も重要なポイントの一つです。
簡単な実験ですが頭の体操になりますので、興味のある方は是非トライしてみてください。
国立大学55工学系学部HP:おもしろ科学実験室
Fluid Phase Equilibria誌に論文が掲載されました。
独自に合成したイオン性ゲスト物質を用いて生成したセミクラスレートハイドレートの相平衡条件を報告しています。Fluid Phase Equilibria誌は、熱力学分野で最も伝統ある雑誌のうちの一つです。
Science Advances誌掲載論文に関するプレスリリースをEurekaAlert!に掲載しました!EurekaAlert!は、Science誌を運営するAmerican Association for the Advancement of Science (AAAS)社のサイエンスポータルです。
・国際プレスリリース
Elusive predicted water structure created in | EurekAlert!
Science Advances誌に掲載された論文の研究成果が、日刊工業新聞に取り上げられました!
Science Advances誌に掲載された論文について、横浜国立大学と産業技術総合研究所の共同プレスリリースを行いました。
・産業技術総合研究所プレスリリース
産総研:ハイドレートの最後の基本構造を発見 (aist.go.jp)
・横浜国立大学プレスリリース
プレスリリース一覧 – 大学案内 – 横浜国立大学 (ynu.ac.jp)
研究成果がScience Advances誌に掲載されました。
Discovery of the final primitive Frank-Kasper phase of clathrate hydrates | Science Advances
(オープンアクセス)
本論文では、ハイドレートの最後の基本構造の発見について報告しています。
ハイドレートの基本構造にはCS-I(構造I)、CS-II(構造II)、HS-Iがありますが、このうちHS-Iは幾何学的に配置可能であるということは示されていましたが、実際に安定なものを創り出すことはできていませんでした。
今回構造中に取り込むゲスト(イオン)の分子構造を工夫することで、HS-I構造を安定的に作り出すことに成功しました。
これでハイドレートの3つの基本構造のすべてを作ることができるようになり、今後の応用技術開発の進展が期待されます。