2022年にRoyal Society of Chemistry(RSC, 英国化学会)のCrystEngComm誌に発表した以下の論文が、Top10%論文になりました!
※Top10%論文:論文の被引用数が各年各分野の上位10%に入る論文
Structural CO2 capture preference of semiclathrate hydrate formed with tetra-n-butylammonium chloride
Sanehiro Muromachi, Satoshi Takeya, Saman Alavi and John A. Ripmeester
広く用いられているTBACハイドレートの結晶構造を実験的に解明し、セミクラスレートハイドレートの結晶構造と、CO2選択性・ガス包蔵量の関係を明らかにした論文です。産業技術総合研究所の竹谷博士、ハイドレート研究の第一人者であるカナダNRCのDr. RipmeesterとDr. Alaviとの共著論文です。室町は博士課程在学中の2012年に3か月ほどNRCに滞在し、一緒に研究をさせてもらいました。