About / 室町研究室について
横浜国立大学 室町研究室のページにようこそ。 Welcome to the MUROMACHI Lab website of YOKOHAMA NATIONAL UNIVERSITY.
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当研究室では主にハイドレートに関する研究に取り組んでいます。 In our laboratory, we are mainly engaged in research related to clathrate hydrates.
当研究室への配属案内はこちらです。 Information on how to join our laboratory is available here.
2022年にRoyal Society of Chemistry(RSC, 英国化学会)のCrystEngComm誌に発表した以下の論文が、Top10%論文になりました!
※Top10%論文:論文の被引用数が各年各分野の上位10%に入る論文
Structural CO2 capture preference of semiclathrate hydrate formed with tetra-n-butylammonium chloride
Sanehiro Muromachi, Satoshi Takeya, Saman Alavi and John A. Ripmeester
広く用いられているTBACハイドレートの結晶構造を実験的に解明し、セミクラスレートハイドレートの結晶構造と、CO2選択性・ガス包蔵量の関係を明らかにした論文です。産業技術総合研究所の竹谷博士、ハイドレート研究の第一人者であるカナダNRCのDr. RipmeesterとDr. Alaviとの共著論文です。室町は博士課程在学中の2012年に3か月ほどNRCに滞在し、一緒に研究をさせてもらいました。
メタンハイドレートの燃焼デモ動画をYouTubeにアップロードしました。
メタンハイドレートは水とメタンの混合物なので、火を近づけるとハイドレートからメタンが出てきて燃焼します。水は燃えずに残ります。
このデモ動画では、液体窒素(-196 ℃)から取り出した冷たいメタンハイドレートを使っているので、水は燃焼後に氷になっています。
液体窒素温度(-196 ℃)ではメタンハイドレートは安定で、長期間保管できます。自己保存効果という不思議な現象を利用すると1気圧でも-20 ℃程度の温度で数か月ほとんど分解せずに保存することができます。これを利用するとLNG(-160 ℃)よりも温和な温度で天然ガスを輸送することができます。
徳島大学で9/23-26に開催された先進材料とその応用技術に関する国際会議Advanced Materials Development & Performance (AMDP2024)にて招待講演をさせていただきました。
多面体構造を作る実験について執筆しました。ハイドレートでも最も重要なポイントの一つです。
簡単な実験ですが頭の体操になりますので、興味のある方は是非トライしてみてください。
国立大学55工学系学部HP:おもしろ科学実験室
Fluid Phase Equilibria誌に論文が掲載されました。
独自に合成したイオン性ゲスト物質を用いて生成したセミクラスレートハイドレートの相平衡条件を報告しています。Fluid Phase Equilibria誌は、熱力学分野で最も伝統ある雑誌のうちの一つです。
Science Advances誌掲載論文に関するプレスリリースをEurekaAlert!に掲載しました!EurekaAlert!は、Science誌を運営するAmerican Association for the Advancement of Science (AAAS)社のサイエンスポータルです。
・国際プレスリリース
Elusive predicted water structure created in | EurekAlert!
Science Advances誌に掲載された論文の研究成果が、日刊工業新聞に取り上げられました!